有馬･玄順両夫妻のカナディアンロッキー<２> 　　　　　　（下の写真をクリックして拡大したときは，ブラウザーのback機能を使って戻って下さい） 第４日目(9/25(火)) ◆周辺の山は雪が深いとの情報より今日はバンフの街中，ホテル近辺をうろつく．バンフの街中に行く前にホテル近くにあるボウ滝を見学．会ったことも無い，話したことも無い，まったく我々に関係ないマリリンモンローさんという人が何故か此処で映画ロケをしたそうで有名な場所らしい．滝と言っても単なる早瀬．小生ナイアガラの滝には百回以上行きました．（トロント駐在の関係で）それと比べると？？？ ◆バンフのメインストリートのバンフアベニューは工事中で少し埃っぽかったが周囲の景色は素晴しい．北側に聳えるカスケードマウンティンは雪化粧をし，ここはロッキーの山懐の街ということがよく判ります． ◆御土産を買い漁り，昼食後いったんホテルに帰り南の方にあるサルファーマウンティンに楽々コースのタクシー，ゴンドラを乗り継いで登りました．2300メートル位の山で眺望が素晴らしい．北の奥にはカスケードマウンティン，手前にトンネルマウンティン，その西側にバンフの街並，手前にボウ川と我々のホテル，東側手前にマウントランドル，北東奥にはレイクミネワンカも見えました． ◆夕食はホテルボーイの情報を得て，バンフのアルバータビーフ専門店で分厚いステーキを堪能する． 　　 ＜説明＞ボウ滝辺りからホテルをバックに． ＜説明＞ボウ滝をバックに． 　　 ＜説明＞バンフアベニューのボウ川に架かる橋から雪化粧をしたカスケードマウンティンをバックに． ＜説明＞サルファーマウンティンの頂上展望台からカスケードマウンティンやボウ川をバックに． ＜左説明>サルファーマウンティン頂上から北側の展望．左奥はカスケードマウンティン，手前の山はトンネルマウンティン，その左側はバンフの街並，手前にボウ川とスプリングスホテル，右の山はマウントランドル． 第５日目(9/26(水)) ◆実行動最後の日となりました．小生の愚妻は初心貫徹，楽々コースのショッピング，有馬夫妻と小生はトンネルマウンティンのトレッキングを選び別行動を取る．例の如く朝食時に昼食分の食料を調達し四人で一緒にバンフの街へ．ボウ川の橋を渡った処で午後二時に大橋巨泉のOKスーベニアショップで会うことを決めて別れる． ◆トンネルマウンティンの山麓には瀟洒な住宅が多く，バンフの高級住宅地である．山道はよく整備されバンフの人達のちょっとした散歩コースと言ったところ．神戸に対する六甲山の如し．犬を連れた家族連れ，クロカンのトレーニングタイツの女性，カメラ持参のアベック等色々な人たちと出会う．ハロー，コマンサバーと言って挨拶を交わしながら初秋の異国のトレッキングを楽しみました．頂上からはバンフの街が一望，手に取る様に分かる．二時に合流し，有馬夫妻はホテルに帰りしばしの休息，小生達は続きのショッピング． ◆七時に約束したレストラン“メイプルリーフ”で最後の晩餐と洒落込む．アルバータビーフに飽き，こんな山奥でシーフードのフルコース．活きの海老，帆立，烏賊を前菜にメインはこれも活きのロブスターを一人一匹，贅沢三昧をしました． 　　 ＜説明＞トンネルマウンティンの整備された道．自然を大事にする国は素晴らしい． ＜説明＞トンネルマウンティンの頂上からバンフの街並を眺める有馬夫妻． 　　 ＜左＞これがカナダの黄落です． ＜右＞ショッピングコースです．カスケードプラザという地元の人達が行くモールです．ここはウエスタングッズの専門店．二三枚服を買ってカウボーイ姿の少年に撮ってもらいました．その他ハローウインの日本では珍しい踊る骸骨，ドラキュラの面等を購入． ＜左説明＞最後の晩餐．こんな山奥でシーフード三昧を満喫． 第６日目(9/27(木),28日(金)) ◆今日は延々とひたすら帰国のみ．朝五時半起床．朝御飯も無しで即迎えのマイクロバスへ．バンフからカルガリーへの途中，朝焼けが素晴らしかった．バンクーバで乗り継ぎ，真夏並みの残暑厳しい関空に降り立つ．浦島太郎の竜宮城から現実に戻された感じでした． ＜左説明＞バンフからカルガリーへの途中．美しい朝焼けでした． エピローグ 帰国後いつもの奈良朱雀句会に出席．小生の独断と偏見で我々二人の今回の旅の句を披露します． ◆有馬の三句 　　ロッキーへ一歩新調の登山靴 　　ゴンドラやみるみる足下の秋の虹 　　時差呆けの夫婦を襲ふ暑き秋 ◆玄順の三句 　　山小屋のココアの熱き冬はそこ 　　海底の隆起せし山雪抱く 　　陽と陰の織りなしつくる雪の嶺