概要
◆概要：今年の同期会は，幹事の原君が頻繁に開催した大阪地区の飲み会で内容が詰められ，琵琶湖の東側，近江地方の散策になりました．メインイベントは近江牛と古刹の紅葉でしたが，前者は我々には食傷ぎみで，今後の昼飯メニューの選択に教訓となりました．一方，後者は運よく紅葉の最盛期で，湖東三山すべてのベストシーズンが満喫できました．近藤記．写真:奥村，村上&近藤．
◆期日：2006年11月25日(土)，26日(日)
◆場所：晩秋の近江八幡と湖東三山
◆宿舎：「休暇村　近江八幡≪東館≫」〒523-0801滋賀県近江八幡市沖島町宮ヶ浜（琵琶湖国定公園）
◆参加者：有馬,飯田(ﾏｲｶｰ),奥村,北中(ﾏｲｶｰ),玄順,竹本,谷口,土居(ﾏｲｶｰ),西田,原,村上,近藤（計12名）

◆スケジュール：
１．第１日目−11月25日(土)
・電車で集合のつもりでしたが，湖東三山巡りのため車が必要で上記3君は車で来てもらいました
・JR近江八幡駅に11:45に集合しました．
・所用で夜到着の谷口･土居を除く10人が集まりました．
・近藤･西田は飯田車に便乗してきました．
・集合後の行動です．
　12:00駅付近昼食「近江かね安」13:10→旧市内小幡駐車場13:20→旧市内散策〜15:15→八幡山城(ﾛｰﾌﾟｳｪｲ)〜16:30→休暇村近江八幡17:00→夕食18:30→2次会20:00→就寝23:00?

２．第2日目−11月26日(日)
・朝食7:30→宿発8:20→JR近江八幡駅8:40(谷口･原帰阪)→9:20百済寺10:10→10:30金剛輪寺11:45→11:55西明寺12:20→12:45彦根昼食「伊勢幾」14:10→JR米原駅解散14:30


近江牛
◆昨年は飛騨牛，今年は近江牛です．幹事の独断で，昼食に近江牛すき焼き，夕食は休暇村の近江牛会席を予約しました．
◆すき焼きはJR近江八幡駅付近の肉屋さんが経営している肉専門店です．インターネットで探しました．直前に店の2階広間が使えなくなり，1階の狭い場所ですし詰め状態の食事になりました．
◆肉屋さんだけあって，肉牛について勉強することができました．国産の黒毛和牛は，種付けからと畜までの異動追跡データが完備しており，牛の個体識別番号ですべてのデータを見ることができます．我々の食べたすき焼き肉は識別番号1164881467(検索HP)の雌牛で，H15.8.5淡路島生，H16.6.18近江転入，H18.10.14食肉化だそうです．ちなみに付けられた名前は「かえこ」です．
◆国産の黒毛和牛はすべて兵庫県淡路島で種が付けられ，生まれたての牛はしばらく兵庫県内で飼われた後，日本各地の牧場に移されて飼われ，その地方の有名肉どころの名前(近江牛，松阪牛，神戸牛など)がつけられるそうです．
◆いろいろ講釈を聞きながら近江牛すき焼きを腹一杯食べました．旨かったのですが，この年になって昼飯のすき焼きは少し重すぎると言うことが分かりました．今後はの昼食は，そばなどの軽いモノにした方が良いというのが結論でした．

近江八幡散策
◆近江八幡市は旧市内の観光に力を入れていて，観光ボランティアガイドも充実しています．事前に申し込みをして，「有吉さん」と言うガイドさんに市内を案内して頂きました．
◆はじめに，旧伴家住宅，市立資料館，歴史民俗資料館，旧西川家住宅などの伝統的歴史建造物を案内して頂きました．近江八幡からは，西川ふとん，メンソレータムの近江兄弟社，西武の堤さん等の財界人を始め有名な人が続出しているそうです．ガイドさんに案内して頂くと，勝手に回ったのと違いこの町をよく知ることが出来ました．
◆その後，八幡堀をまわってロープウェイで八幡山に登り(上がり？)ました．八幡山の紅葉は下の写真のように最盛期でした．また，上からの近江平野もよく分かりました．ただ，視界はもう一つで，比叡山遠望は無理でしたが．
◆最後に，ロープウェイ下の日牟禮八幡宮を案内して頂きました．ここでは，正月明けの「とんど焼き」が庶民の行事で，同じルーツでこの神社では「左義長まつり」となっていることを勉強しました．その後お礼を言って，ガイドさんと別れました．

休暇村
◆新館の東館は人気があるらしいので8月に予約をしました．本隊のpm5時到着の後6時には今回の参加者12名が全員集まりした．温泉に入り，食事は近江牛会席と生ビールを美味しく賞味しました．ただ，昼食と続けての肉料理は今後はやめた方が良いことが分かりました．それを除くと，コストパフォーマンスの高い宿でした．
◆8時からはいつものように持ち込んだビールと焼酎で2次会が始まりました．例によって，(私は)話の内容をよく憶えていませんが，ことしは健康の話，多種多様になった還暦後の生き方の話など遅くまで話し込みました．心の安まるひとときでした．