わたくし、7月12日(金)～14日(日)に槍ヶ岳に行ってきました。槍ヶ岳の天気の事前チェックで初日は晴れ時々曇り、13日、14日は曇り時々小雨・霧の予報だったので、決行しました。
ところが、13日の槍沢ロッジからの登りに途中から経験したことのない猛烈な突風の連続とあられに見舞われ、槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテとの分岐を過ぎたころから前かがみで一歩足を上げた途端に突風をくらい、登山路を外れるほど吹き飛ばされる事態になりました。先行するパーティーも身を隠す岩もないため、地面にへばりついたまま動いていないようです。槍ヶ岳山荘は霧に隠され、あとどれくらいなのかもわからず、メンバーの一人でも万一転落、滑落したのでは大変なことになると思い、前進を断念、引き返して、殺生ヒュッテに避難しました。後から続々と登山者が避難して来て、ヒュッテの中は大混雑になりました。
槍ヶ岳は後日の楽しみに残し、14日はヒュッテ大槍経由で山を下りました。ヒュッテ大槍からのくだりは急ですが、お花畑があり、ミヤマシオガマ、クロユリ、アオノツガザクラ、ミヤマオダマキ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ナナカマド、イワカガミ、ショウジョウバカマなど多くの花が咲き乱れていました。

◆5:45　阪急石橋駅　　N氏、M氏、K氏、O氏　　　　　5:55　豊中市民体育館前　　N氏、Y氏
　 6:00　名神吹田ＩＣ→→多賀ＳＡ　トイレ休憩→→一宮ＪＣ東海北陸道　　　　　8:40　郡上八幡通過
　 9:16　飛騨清見ＩＣを出る、高山方面へ　　　　　9:30　高山通過
　 10:30　平湯　　　　　10:50　あかんだな駐車場到着、身ごしらえしてシャトルバス
　 11:25　上高地バスターミナル着、　近辺公園ベンチで昼食（コンビニ弁当）
　 12:00　スタート　　　12:15　河童橋→→　12:50～13:00　明神館→→　13:45～14:00　徳沢園→→
　 14:50～15:00　横尾→→　15:40～15:50　一の俣→→　16:23　槍沢ロッジ　宿泊　
◆曇り時々晴れでそれほど日差しがきついわけでもなく、予定通り槍沢ロッジに到着、休憩タイムを入れてほぼコースタイムどおり

◆4:20　起床、小雨のためレインウェア着用
　 5:50　槍沢ロッジ→→　6:20～6:30　ババ平・槍沢キャンプ場→→
◆7:50　天狗原分岐通過、雨が強くなり、風も吹き始め、雪渓を登るのに軽アイゼンを着用したり、はずしたりで記録をつける余裕が無くなる。
◆10:20頃　坊主岩小屋前で休憩、猛烈な突風とたたきつけるアラレに前かがみに息も荒く前進する。殺生ヒュッテへの分岐を過ぎ。さらにあえぎあえぎ登るも、前進のために片足を上げたとたんに突風登山路を外れたところまで飛ばされるようなひどい状況になる。先行するパーティーもほとんど前進できていないとの先頭の報告に安全第一の方針から、槍ヶ岳山荘まで登ることを断念。晴れていれば多分あと25分くらいで山荘に着ける位置まできていたと思う。
◆11:20　殺生ヒュッテに緊急避難。寒さに震える身体を石油ストーブで温める。後続Ｐも続々避難してきたため、ヒュッテの中はごったがえす。昼食後することもなく、ストーブで身体を温め雑談するのみ。夜中じゅう強風が吹き、屋根の鉄板が悲鳴をあげていた。

◆4:20　起床　風は強いがあめは小雨に、朝食後レインウェアを着用し出立
◆6:10　殺生ヒュッテ→→　6:20～6:25　ヒュッテ大槍→→　急斜面を下るヒュッテ大槍からの下り斜面はお花畑で目を楽しませてくれた。
◆8:10　槍沢の大雪渓にアイゼンをつけて下りは快調→→　8:30　雪渓の終末端→→　8:45　大曲通過
◆9:30～9:50　槍沢ロッジ→→　10:52～11:18　横尾→→　12:03～12:18　徳沢→→　13:00～14:00　明神館　昼食→→14：10～14：35　明神池→→　15：57　上高地ＢＴ　　　　　16:30　シャトルバス
◆16:55～17:10　あかんだな駐車場→→17:20　平湯温泉「平湯の森」　温泉入浴後帰路に、飛騨清見ＩＣより高速道路、ひるがの高原ＳＡで土産購入、帰宅は23時前になった。